はじめまして、びわと申します。 まず始めに感じたことは暖かい話の流れ、根底にある優しさでしょうか。 玲奈は見た目と違いとても繊細で傷つきやすいと思いました。 読んでいて少しずつ綻んでいく玲奈の心は、胸打たれるものがあります。 泉は想ったら一途な感じですね。 しかし泉もまた、心の不安定さに苦しんでいる。 その想いが溢れ自分で支えられなくなった時に、保健室の行為になったんだと思います。 しかし、二人を見守る美咲と陸は心強いものがあります。 玲奈は本当に優しく、表面的ではなく真の意味での優しさがあるのだと思います。 このことがこのお話の骨子じゃないでしょうか。 奏斗は玲奈の溢れるほどの想いをどのように受け止め、そして昇華させていくんでしょう。 奏斗も何か秘密を抱えているようす。 それがどのように展開していくのか、とても興味深いです。 心の中が優しく澄み切った音色で包まれたとき、玲奈と奏斗は幸せになるんだと、ふと思いました。 軽快に、桜の吹雪の中にいるように感じるこの物語は、三知さんのお人柄が現れていると思います。 読む方と違い、ご執筆される方は大変ご苦労が多いと思います。 どうかご無理なさらず、体調にお気を付けてお過ごしくださいませ。 生意気な文でゴメンナサイ。 不快な思いになられていないか心配です。 それでは失礼致します。 ありがとうございました。 |